1か月モニタリングから

7月に納品させて頂いた電動カートのお客様を訪問

畑近くの木陰に停めてあり一目で大切にされていることを理解した

毎日自宅から片道40分の移動に、家族に送迎をお願いせずに移動できることが何より良かったとのこと。メーカーさんも点検に訪問して頂いたようで、お客様は安心されていた。

要望に①もう少し速く走りたい ②両側がアクセルの方が使いやすい、③傘をさしたい、とのご意見を頂いた 回答として①6km/hでもぶつかった時の衝撃は大きく車と違って体が投げ出される危険がある事、道交法上 ②方法をメーカーに相談 ③風にあおられて危険なので雨合羽を準備、着る時は必ずカートを停めて着る、雨が止んでから運転するようにお伝えした。暑さ対策のため、帽子(あごひも付)と水分、塩飴を携行し、もしもの時に連絡先と携帯電話を持たれるようにお伝えした。(連絡帳をカート物入に入れておくかシールに連絡先を記入し本体に貼るなど個人情報取り扱いに注意してすぐに連絡できる工夫が必要と感じた)

NITE(製品評価技術基盤機構)より事故情報が関係機関を通じて配信される。原因が明確でないため具体的な注意喚起ができず、踏切横断や路肩走行、方向転換など取説内容に明記されていることを伝えることにとどまっている。

今回の件から「現場・現実・現物」を確認しお客さまとの会話から個別の注意喚起を行う必要を感じた。

モニタリングとメンテナンスを定期的に行い、事故を予兆予測し注意喚起ができる「真の福祉用具専門相談員」を目指して日々研鑽を積み重ねていきたいと思う