半年前より作成し先週校了したばかりの真新しい今期経営指針書が手元に届いた。荒波の航海になくてはならない羅針盤である。迷ったら立ち返ることができる。個性を活かしひとり一人が挑戦するための土台でもある
コロナ感染対策、値上げ、少子高齢化、インボイス、ペーパーレス、DX働き方改革など目を向ければきりがないほどの多くの変化の中で、昨年は「一致団結!根を張ろう!芽を出そう!」のスローガンの下「本来どうあるべきか」曖昧にしていたことに向き合い本質を求めてきた。社員でタマツの価値を話し合いコーポ―レートスローガン「ともに、そばに、ために。」を導き出した
今年は創業40周年、創業者父の年齢を超えた今、当時の状況に想いを馳せている。
在宅介護を支えたいと床ずれ予防具エアマット等福祉用具のレンタル業を始め、行政に紙おむつ助成制度創設を提案してきた。
「儲けることより人を助けることを考えよ」「床ずれに苦しむ家族の声を聞く辛さを思え」「モノを創れ、臆するな、まずやってみろ」当時の声がよみがえる。身近に使える制度もわからなく当事者が苦しんでいた時代に手を差し伸べていた。国際貿易センターでの展示会で商品を学び取り寄せ、保健婦、看護師と町の健康祭りではエアマットの良さを模造紙に書いて伝えていた。
私たち夫婦も県外から戻り事業に着手して今年で30年 お客様、お取引先様から支えられ今日まで来ることができたことはとても感謝している。おかげ様で多くの社員が家族とともに暮らせる会社になったことはこれまでやってきて良かったと思う。
介護保険という光の陰を観、ご利用者の声を聴き、その方に合ったサービスを創造提供し「ありがとう」の声を力として、健康第一、家庭を守り、夢に向かって挑戦し成長する年としたい。